休職中はとにかくしんどかった。
休職中に会社に行って面談するのも辛かった。
家にいても、仕事から離れられた束の間の安心感と、こんな風な自分で良いのかという葛藤と、またあそこに戻らなければいけない未来を思って落ち込んでいるし。
涙もろくてエネルギーレベルが低くて、受動的に時間を溶かしている感じ。
過去と未来に思考が逃避してさらに疲れる悪循環。
色んな人のアドバイスやネットのアドバイスに従ってみたけど、あの時はどれもすぐに効果が出なくてつらかった。
今振り返ってみたら、これは私には効果があったなと思うことを紹介します。
特に効果があったメンタル回復法5つ
とにかくボーっとする(好きなことに没頭)
周りからそうしろと言われてもできないし、気が気じゃないのもわかる。
でもこれが一番大事だったと思う。
ぼーっとできない人は好きなことに没頭すると良いと思う。
私は漫画を読むのがとにかく好きだから、家にある漫画を読んで自然とリラックスして脳を休ませた。
散歩で自然のエネルギーをもらう
散歩はぼーっとするも同時に叶えてくれる。
特に自然の中での散歩は活力をくれた。
近所の神社を参拝したり(神社はたいてい自然豊かだし)公園を夫に付き合ってもらって歩いたりして元気を貯めていた。
転地療養で環境を変える
実家が頼れる人(関係が良好な人)は、実家でゆっくりするのも手。
私は実家が田舎なこともあり、自然の中で散歩したりぼーっとしたりできるし、
家事も母に甘えきることで「本当に何もしない、何も考えなくて良い」状態を作ることができた。
これはラッキーだったと思う。夫との暮らしも癒しだけど、やっぱり家に一人でいると、何かしら家事をしなきゃと思ってしまうので。
しかも、会社と物理的な距離がもっともっととれると、気持ちが楽になった。
適応障害であればそうやって距離をとるのはとても良かったと思う。
それが無理な人は、パートナーに甘えて「家事もできるだけしたくない」と伝えて、「しなくて良いよ」と言ってもらったり、しなくてよい工夫を考えてもらうと良いかも。
この状態のときは自分で対処方法を考えちゃだめ。身近な人を頼って!
アロマオイルで「香りの力」を活用
面談のために出社するのも辛かったとき、ハンカチに垂らしたオイルで香りをかぎながら通勤することで耐えた。
生活の木の「夜」と「昼」の香りが特によかった。
寝る前に気分を落ち着けたり、朝起きて活動する元気をアロマがくれた。
五感の中で直接脳に作用するのは嗅覚というだけあって、アロマテラピーの効果はすごいなと思った。
特に嗅覚過敏で人工的なにおいが苦手な人こそ、天然のアロマの香りの効果を味わえると思う。
生活の木は信頼できるからおすすめ。
瞑想・日記で思考を整理
瞑想って絶対良いだろうと思うけど続かない。
日記も同じく。な私。憧れの習慣です。
でも元気になるためと思って、
頭をぐるぐる回る思考をとにかくノートに文字で書き出して、心を落ち着かせる「書く瞑想」は療養期間中は続けられた。
今思えばこのワークをすることで、サイドFIREしたいなという思いも固まった気がする。
具体的に、何をもやもや頭をぐるぐるしていたかというと、
「仕事に復帰して、またがんばりたい」
「いや、もう仕事から逃げ出したい」
「仕事から逃げたらお金どうするの」
「辞めて何をしたいの」
「結局今の会社が良いんじゃない」大抵こんなところ。
それを「どうして復帰したいのか?」「なぜ逃げ出したいのか?」
なぜなぜ?を自分に繰り返し問うて、思ったことをとにかく書き出した。
素直に、かっこつけず。
別に「なぜ」の答えが出ないときもたくさんあったけど、ぐるぐる考えるのでなく、文字になった自分の思考を見つめると冷静になれた。
それの繰り返しで、サイドFIREしたいと気持ちが固まった感じ。
気持ちを整理したのがこの記事「なぜ私が今の会社を辞めたいのか?サイドFIREを決意した理由」
最後に「今しんどいあなたへ」
今すぐ楽になる方法はないかもしれないけど、私が試して良かったことが、少しでもあなたの助けになったら嬉しいです。無理せず、ゆっくりで。
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